軽自動車を中心とした四輪車や二輪車を生産するメーカーで本社は静岡県浜松市。
1909(M42)年に設立された「鈴木式織機製作所」がスズキの前身。
1954(S29)年には「鈴木自動車工業」と改称して輸送機器の生産を本格化させた。４輪車への進出は55(S30)年デビューのスズライトが最初。
軽自動車に強くマツダ、日産、三菱へOEM供給も行っており、インドでは売上シェア50%以上を誇り、断トツの人気を保っています。
日本国内では30年以上にわたってナンバー1の座を維持していましたが、2007年にはダイハツに首位の座を譲ることとなりました。
充実した商品ラインナップや全国津々浦々をネットするきめ細かい販売網など、ほかのメーカーにはない強味を持つメーカーです。
商用車の税制に着目して経済性の高いアルトを発売したり、あるいは独自のパッケージングを持つワゴンRを大ヒットさせるなど、意表をついたクルマ作りで驚かせるのも得意な企業です。
徹底したコスト削減策を実施したクルマ作りをすることでも定評があり近年ではスイフトやSX4などの小型車生産にも力を入れています。
2輪分野でも国内3位の販売数となる企業で、ダイハツと共に、軽自動車2大メーカーとして地位を築き、現在に至ります。
スズキで人気のある車種といえば「アルト」や「MRワゴン」といった軽自動車や、
「スイフト」や「ワゴンR」といったコンパクトカーです。
それ以外にも「ハスラー」や「スペーシア」など、コンパクトカーを得意とするスズキは、
近年のセカンドカー需要から高額査定・高価買取が期待できます。